応用力はどこで?
娘には、よく、『自分の言葉で伝えなよ』と言うが、先日、よそのお宅の大学1年生とサシで話をした時に思った。どうやら応用が利かないのは自分ちの娘だけじゃあないらしい…。
よそのお宅の大学1年生とは、娘が幼稚園の頃から一緒の子の兄の事で、最初、そこんちの母からメールが来た。
最近の大学というのは、教材にしっかりノートPCなんかが組み込まれていて、有無を言わさず手元に届いたのはいいが、自宅でどうやって使ったらいいのかという相談であった。
生憎、そこんちのモデム(っつーんだっけ?光に繋ぐやつ)は有線1台のみの対応らしい。しかし、普段繋いでいるPCは既にリビングのインテリア化しているので、そこからケーブル外して、まあ、ノートではあるが繋いだら?という対応で落ち着いた。
しかし、後日再びメールが来て
『子供のアドレスは何になるの?』
『……』
電話に向かって、んなこた知ったこっちゃないと呟きながら
『家にいます』と返信したら、『私はいません』と返って来た。もー…。
『彼の問題なのだから彼が連絡してくれば宜しい』
30分程過ぎて、ようやくご本人から電話があったものの、蚊の鳴くような声で、最初何が言いたいのだか、さっぱりわからない状態であった。『ええっ?』って聞き返されたくなければ、取って食いはしないので、もちっとハキハキ大きな声で言って欲しいもんだ…。
まあ、最初にPC買った時、設置設定をしたのが私であるから何かあれば私に電話してくるのはいいのだが、いつの間にか、どっかからの勧誘で『お得になる』のを聞いて、プロバイダとプランを変更したなどと言う連絡は受けていない。勿論そんな連絡は必要ないっちゃないが、だったらそこに相談するのが順番であろうと思う。てか、直に本人にもそう伝えた。
『電話線使っての話ならNTTが基本。そこのどこにかけていいかわからないなら116に聞くべし。適当に割り振ってくれるから』
とまで言っても、『わかるかなー』と言う始末。毎回毎回ご本人達の前で、私がそうやって電話してるの見て聞いて学習というのはしないもんだろうか…。
何日か前、学校の先生が忙しくて仕方が無いので、保護者を呼んで、先生の一日をビデオで撮影したのを観て検討して戴こうというのをテレビでやっていた。
その先生は、給食を食べ食べテストの採点をなさっていて、自分の時間どころか、自分が勉強する暇すらないとボヤいておられた。それを観ての保護者の感想は、
『ああいう先生ばっかじゃないと思うしねぇ。気の毒だとは思うけど、私たちだって忙しいし』というもの。
私が子供の頃を振り返ると、親からは特に教わった事というのは何もない。と言ってはナンだが、別に口うるさく、ああしろこうしろという親ではなかったし、親に何かをきいても『学がないから』とかわされた。しかし、親がしている事をお手伝いする事で、ひとつひとつ出来る事は増えて行った気がする。
学校でも、工作したり、家庭科で何か作ったり、グループで発表をする時、先生って実習の時は楽そうって思った。生徒に、考えさせて、揃えさせて、作らせた物を見て点数つけるだけじゃん。
例えば、ブラウス1枚縫うにしても、次回までに布を用意してねと言われて、友達と買いに行った記憶がある。ボタンも糸も自分で選んで買った。どれだけあれば足りるの、こっちの店の方が安いのと、うろうろしてると別のグループに会ったりして、それも楽しかったように思う。
今は何でもキットである。無駄なく組み込まれた物に親はお金を出し、子供は組み立てるだけ。キットがない物事には、先生が間違わないよう、無駄が出ないよう、道筋を立て、その上をまっすぐに歩かせてゆく。
授業参観に行っても、子供は口の中でゴモゴモと話し、どの先生も聞こえないとは言わないし、メリハリのない動作をしていても注意しない。まるで注意して、また同じ事を言わせたりやり直させたりする時間が惜しいようである。
でも、その結果、子供達には、自分で判断する事と、そうする事でどうなるのかと考える力がまったくないような気がする。自分でしたことについての責任を取れとまでは言わないが、物事にはいちいち理由ってのがあるってのはわかって欲しい。
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最近の子供の傾向。 [続きを読む]
受信: 2008年5月 9日 (金) 21時32分


コメント
こういう問題は…、
当然、我が家でも問題なわけですよ!(笑)
この前、風呂入って来い!って息子に言ったんです。
でも、その時点ではお湯が入っていない。
そうしたら、息子。
すっぽんぽんで泣きそうな顔して、
「父ちゃん、お湯ない…」
なかったら、自分で入れんかい!!っちゅう話ですよ!!(笑)
お湯の張り方は知っているんだから。
と、言うわけで、まったく同感です。
自分で考えないし、その行動がどんな結果になるかがわかってないし、
言われたことしかしないだけでなく、言われたこともできない!!!!!
大体、努力ってことを知りませんよね?
最初に出来なければ「難しい」んです。
アホか!(笑)
投稿 立地骨炎 | 2008年5月 9日 (金) 21時21分
あって当然、なきゃ文句、なんですよね。
努力と言う文字?…子供の辞書にないみたいです。
うちの子の場合はね、お湯張ってくれる動作しただけで、栓がきちんと納まってなくて、当然お湯が溜まってなくて、先に入ろうとした親がすっぽんぽんで蓋あけて唖然とした…という前科が2度あります。
投稿 紫 | 2008年5月10日 (土) 08時12分