小銭
『両替え 小銭 手数料』などと入力して検索すると、『貯まった小銭を札に換える』方向ばかりで、札を小銭に換金した場合の各行の手数料というのは、あまり明確に出てこない。
7月選挙の次の土日は、町内会の夏祭りであった。
釣銭確保は、会計の役割である。
必要経費として、ちゃちゃっと手数料を払って換金すれば一度で事足りるのだが、そうは出来ない主婦の性。
こうすれば手数料が掛からないという方法がある限り、それを利用しないと気が済まない。
そうして外出ついでの銀行立ち寄りのはずが、いつの間にか銀行に行くついでの外出となっているのであった・・・。
だいたい、いつから両替に本格的にお金を取るようになったのであろう。
自分の口座から引出す時に簡単に手に入るのかと思っていたら、大きな間違いなのであった。
そもそも両替機などというモノを使った事がないから、使い方がよくわからない・・・。
この為に、3ヶ所ばかり銀行を梯子してみた。
まず、この町内会のメインバンク、先日も触れた赤い看板の大銀行である。
大銀行のはしくれなのだが、ATMが5台だか6台並ぶうち、右端は記帳のみ、左端は両替のみなので、年柄年中ATMの前には長蛇の列が出来、5分から10分待ちなんて当たり前であるが、両替機の前には滅多に人は立たない。
『すみません、両替するのにかかる手数料などを教えて戴きたいのですが』
と聞いてみたところ、ここの銀行は、1日に付き、窓口でなら50枚迄、両替機でなら1枚のカードに付き50枚迄の両替が無料だそう。
もしもカードが複数あれば、その数だけできる・・・という事は、ここに並んでいる人全員にお願いすれば、今日で任務は完了するかも。
なんてコトは、色々な意味で無理として、1窓口に付き50枚、つまり赤い銀行を梯子すれば、梯子した分だけ出来る。
などと書くと、相当暇人なのだと思われそうだが、たまたま同じ銀行同士が見える位置にあるから思う事である。
次に我が家のメインバンク。
青い看板であるが、巨大化した紺色ではなくスカイブルーの、分類としては地方銀行である。
窓口の隣に、どどーんとひとつ両替機が置いてあり、何をどう替えても手数料がかかる様子。
ただし、口座があれば、窓口での引き出しの際、30枚迄なら無料とある。
30枚・・・なんとも微妙な枚数だと思うが、とりあえずGET。
最後に行ってみたのが、娘が小中学校で学費などの引き落としでお世話になっていた信用金庫。
ATMは地方郵便局並みに少なく2台。
その横に、やはり両替機なるものが並んでいた。
こちらの信用金庫は、50枚を束にした形で両替して欲しい場合には手数料が発生するが、両替機でする場合には無料らしい。
5枚づつピッピッピッピッと増やす形で予約し、45枚で打ち止めとなり受け取る。
但し、また5枚づつやれば永久に両替出来るという仕組み。
『バラになってしまうのですが』
と、説明して下さった行員さんが申し訳なさそうに言うけれど、このご時世に無料ですからねぇ。
バラバラだけど、どうせバラバラにして使うもんだし。
1回目の45枚を終えた時、隣の喫茶店のエプロンをした人が両替したいらしく私の後ろに並んだので、一度譲った。
その人が暫く両替作業をし、帰り際、行員に向かって何か伝えたように思う。
再び両替機の前に立つと、
『あ、すみません。100円玉が切れたので補充します』
と止められた。
機械の後ろで、カンカンッ・・・ジャララララと、1本にまとめた100円を崩す音が鳴り響く。
無料を作り出す、あの労力にはお金はかからないのだろうか・・・などと思う私であった。
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これを見よ。
紫陽花の季節、真っ盛りになると、毎年どこかの情報番組で必ず話題になる鎌倉。
だから6月、紫陽花の時期の鎌倉あたりへ行くというのに、誕生姫の要望は、先回定休日で入り損ねた『香水瓶美術館』と『江ノ島展望台』へ行きたいというのものであった。
夜、仕事から帰ってきた主人がひと目見て、






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