アニマル浜口さんというお父さんの事
北京オリンピック出場を賭けての試合に浜口京子さんが勝った。
特にレスリングに興味があるわけでもない私だけれど、前回のオリンピックの時、たまたま試合中継が見やすい時間帯だったせいだと思う。なんだかんだとテレビ観戦してしまったのだ。
それから色々なところで、この、娘より元気なお父さんの雄叫びを耳にし目にしている。
レスリングの試合以外は、いつも、どこかはにかんだような笑顔の京子さんは、最初、こんなお父さんと一緒にいるのが恥かしいのだろうと思っていたのだが、初めてアニマル浜口さんの雄叫び以外のお話をきいた時、なんだか感動して、涙腺が緩んでしまった。
どこまでも娘を信じ、良いものは良い、悪いものは悪いんだと言える、大変素敵なお父さんである。それまでは、なんだか妙な盛り上がりだと思っていた『気合』も、普通に見ていられるようになってしまったから不思議…。
京子さんは、昨日に至る迄、何度も逃げ出したくなるような痛みに耐えてこられた選手である。叫んで叫んで励ますお父さんですら、自分なら逃げてしまったかもしれないと振り返っておられた。
おいおい泣きながら観客席で勝利を喜ぶお父さんと、泣かないでって言いながら金メダルをお父さんの首にかけてあげた京子さんに、貰い泣きしてしまいそうな私であった。
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