カステラ1番
『敬老の日』は、『聖徳太子が四天王寺に悲田院を建立した日』や『元正天皇が養老の滝に御幸した日』などの説があるが、確かではないらしい。
それよりも、兵庫県で『老人を大切にし、年寄りの知恵を借りて村作りをしよう』と、農閑期、気候も良い9月中旬15日を『としよりの日』と定め、『敬老会』を開いたというものが、『敬老の日らしい』説である。
この『敬老会』が、1950年からは兵庫県全体で行われるようになり、後に全国に広がり、1964年『老人の日』となり、1966年に国民の祝日『敬老の日』となったとのこと。
2001年の祝日法改正により、2003年からは9月第3月曜日となり、次回の土曜が休みであれば、5日間の連休となる。
5月のゴールデンウィークと敬老の日に引っ掛けてか、シルバーウィークと言うらしい。
休みが寄せ集まったり増える事に特に異論はないが、カレンダーから元の記しがなくなるのは、あまり賛成できない。
『母の日』のように、元々が『5月の第2日曜日』と定められたものなら良いが、9月15日や10月10日の由来がはっきりしているものは、カレンダーを眺める事によって、色々思うところがあるのだろうから。
まぁ何年かしたら、そういう違和感も薄れてゆくのかもしれないけど・・・。
さて、この時期、我が町内会では、敬老のお祝いとして、毎年70歳以上と『申告のある住人』に文明堂のカステラを配っている。
申告なんぞ一度すれば歳は年々増えるだけで減る事はない、とは思うが、お引越しされたり、お亡くなりになったりもあるし、毎年一応確認の意味を込めた申告制である。
ただ、毎年ひとつ足して申告をするのに抵抗のある女性は多く、去年迄申告したけど今年からやめたなんて方もいるから、ほんとはもっとカステラの注文数は多いはず。
我が家の義母が70を越えて8年経つ。
申告は私がしているので、何の躊躇もない。
ここに越して来て10年以上だから、8年間、私も毎年1度は、文明堂のカステラを一切れ味わっているってわけだ。
ご夫婦揃ってご健在のお宅には、カステラが2箱になってはナンなので、カステラ1箱と三笠山1箱をセットにしている。
ちなみに届いた三笠山の箱は51個。
51のお宅で70歳以上のご夫婦がご健在というコトになるが、カステラの箱は200近い。
町内会戸数約300ちょいある内、250人近く70歳以上の方がいらっしゃるって事である。
朝10時半に、各班長さんに自分の班の分を取りに来て下さいとお願いしているので、それ迄に1個1個手のついた紙袋に納めるのが町内会三役のお仕事であった。
ところで、紙袋には、お名前を書いた封筒が添えられる。
封筒というからには、中身があるわけだ。
義母宛なので、毎年何が書いてあるのか見たこともなかったのだが、カステラを敬老の日より前に配るのには、訳があった。
封筒の中身は、今週末、近所のセンターで催される『敬老芸能大会』なるもののプログラムなのだ。
敬老芸能大会・・・すんごいお名前だが、60年近い伝統行事であるらしい。。。
勿論、出る人はあらかじめ決まっていて、敬老な方々に気軽に観に来て楽しんで下さいというものである。
という真心のこもった袋詰めなのだが、この真心の込め具合に今年ちょっと問題を見た。
贈り物というのは、買う時は文明堂なら文明堂の名前の入った紙袋に入れて戴くが、渡す時は、普通袋から出して進呈すると思う。
ただ、今回の場合、袋のままお渡しするのが前提である。
だから、袋に入れる際、箱と封筒の向きとか色々気を使ったし、毎年そうしてきている事なのだろう。
昨年班長を務めた際、30個近い袋を見てギョっとした記憶だが、私の場合は、副班長さんを同行し、二手にわけて配ったのだが、カステラが入った袋が両腕に鈴なり状態で、帰ったのを思い出す。
ただ、今年この日は雨であった。
何人か大きな袋を持参したのを見たので、せっかくセッティングしたので、そのまま手の部分を持ってお持ち帰りくださいと言ったが、その内ひとりが、くるくるっと箱を丸めて、自分の袋にしまっているのを発見した。
渡したい物の形が変わるものではなし、良いと言えば良いのだが、何かこう、温度に差をみた瞬間である。
贈り物を買う際、品物を複数点購入すると、個別の袋は端に添えてくれて、持ち帰り用の袋に入れてくれる。
確かにああしてくれると運びやすい。
今回も20点から30点ある同じ品物が、封筒が入っている故に個別が決まってしまうのは、運び難い上面倒なのかもしれないと思う。
提案してみようかな なんて思う私であった。
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が魔法だというのは、自分で花貰って水取り替えた時に実感した。そう簡単には美しく組めないのだ…。







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