カテゴリー「趣味」の1件の記事

せっかくだから

 中学入学と同時に美術部に入った娘は、数日前に3枚目のコンテストに出品を終えた。結構頻繁にチャレンジするもんだ。私が学生の頃の美術部というのは、勝手気ままが集まったような活動しかしていなかった気がする。

 出品すれば、結果が出るわけで、1作目は『佳作』を戴いた。微妙な賞だと思った。佳作だけでも数十人いての金銀銅賞というのは、佳作が参加賞であっても、それなりの賞だけれど、参加人数がわからないので、佳作がどれだけありがたいのか偉いのか、どうにもピンとこない。
 けれど、後で調べたら、きちんとインターネット上でも(上位賞の)作品を公開していて、娘が参加したのは1都6県の関東大会であり、上位入賞者は全国大会に出品されて再審査がある大規模なモノであった事が判明。ならば、どう安く見積もっても31人の佳作が参加賞であるわけがなく、そこで初めて『へー』と関心するのであった。

 その結果を忘れた頃の事である。参加費無料のコンテストだったのに、副賞がそれぞれあったらしい。
 何点か戴いた中で驚いたのは、作品に、学校名、名前、コンテスト名と、当然の事ながら主催会名、ご丁寧に獲得賞まで印字して、記念ポストカードを作って下さった!
 もっと驚いたのは、裏に、2枚ならいくら、4枚ならいくら、6枚なら、10枚ならと、勿論枚数が多ければ多い程コスト的に下がるという、商売上手な振込用紙が添付されていた事であった…。

 買いましたよ、当然…。記念品ですからね。

 ところが、はやばやと到着した封筒を開いて三度びっくり。注文した10枚を並べて眺めた時にはわからなかったのだが、何の気無しに最初に戴いたカードを加えて見たら、同じ業者が出してきたデータとは思えない粗悪品だったからである。例えるなら、既存の印刷物をスキャンして出したような色合いである。
 記念品として進呈したモノをサービスで増刷しますという事だったなら文句も言うまいが、1枚150円払っているのである。沸々とこみ上げてくる怒りに、思わず、その日の内に受話器を取ってしまった。

 何も、娘の絵を修正して、良く見せてくれという御願いや苦情ではない。見本以下を売りつけているのがわからないなんて、意識の問題である、とは言わなかった。
 『せっかく綺麗に仕上げてくださって、これなら記念に親戚に配ろうかと思って発注させて戴いたのですが大変残念な結果です』
 『もう一度、挑戦させていただけないでしょうか』
数日後、きちんとした色合いで10枚+α届いた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)